Masaaki Koyama

2019/07/09 16:58・

この本の著者である18世紀フランスの有名哲学者ジャン・ジャック・ルソーはその天才的な頭脳からくるひらめきや豊かな感受性もありとても優秀な人物であったのは事実であろう。そのため当時の上流社交界等からも認められてある意味成功者である事は間違えない。ただ孤児院に入れられたりといった子供のころの決して恵まれない生い立ちのせいと生まれ持った資質でもあるのか精神的には非常に不安定であったため、自分から必要以上に敵もたくさん作ってしまい、非常に結局孤独な人生を送らざる負えなかった不器用な彼の晩年の心境を綴った作品。結局最後は自然の中にしか安らぎを見いだせなかったようである。亡くなった時も貧しい状態であり哀愁を感じさせられます。もう少し精神的にまともであったら人並以上の人生を送れただろうに。

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