もぐ

2019/09/17 01:04・

「だけどー楽しかった。それは本当だ。」

数人のピアニスト達が、大きな大きな国際コンクールに挑む話。

音楽で生きていく、それがどれだけ難しいことか、大人になった今は想像に難くない。音楽だけじゃない、文芸や芸術を生業にできるのは、本当に一握りの限られた人間だけ。そしてそれは、私みたいな一般人よりも、本当にそこを目指したことのある人の方が明確に理解しているのだと思う。

芸術の答えは1つじゃないからこそ、そこに優劣をつける意味なんてあるのか?って思うけど、多分それがないと、ピアノを頑張れる人はいないのかもしれない。

帯の「私はまだ、音楽の神様に愛されているのだろうか」っていう言葉が秀逸でした。
神様はいつも、美しい才能と美しい心を愛しているんだなって。

どうかみんなの頑張りと努力が報われますように。みんなの気持ちが昇華されますように。

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