松倉 力弥

2019/08/23 11:22・

サイトの運用・改善・開発にて、成果に繋がる施策を考案するために必要な考え方がぎゅっと詰まっている一冊でした。

ざっくりとまとめると下記のような内容がまとまっていました。

仮説とは答えが出てない状態での仮の答え
■仮説思考の必要性
①問題解決のスピードが格段に早くなる
課題を分析して答えを出す→答えを出しそれを分析して証明する
②見ただけで答えがわかるようになる

○ビジネスパーソンに大切な能力
先見性、決断力、実行力

■仮説思考を身につけるメリット
①情報洪水に溺れなくなる
情報を集めても、エントロピーが下がるだけ
意思決定に情報収集をしていては時間かかりすぎて出来なくなる

②問題解決に役立つ

③大局観を持って仕事が出来る
→仮説を絞り込んで、 ゴールまでの仮説をアウトプットした状態
→全体の仮説とデータの有無を書いたものをあらかじめ用意しておく(空パック)
→何を考えてるか明確になる、既に証明されたことが分かる、何が足りなくて、そのための情報収集や分析のToDoがわかる、伝わる

○名刺1枚の裏にかけるくらいのアイデアでなければ、大したアイデアではない
→仮説思考ではっきりした課題を、シンプルに表現出来なければ意味が無い

■結論提示のプレゼン
→メリット
・ゴールを見せることでイライラさせない
・最初の結論に相手が納得してれば、結論の理由説明を簡略化できる
→デメリット
・順序を追いたい人には逆効果

仮説の立て方に定石はない。
→自分の思いつくタイミングを探せ

■仮説の出し方
・自然発生的
・データと経験を結びつけて(本来はデータは仮説検証のために使うもの)
・インタビューから
→効果的な方法
〇インタビューの目的三つを理解する
①業界・業務
②問題発見・整理する
③仮説を構築・検証する

〇インタビューメモの目的
①自分の頭の整理→構造化必須
→現象?原因?解決策?
②インタビューで得たことを他人とシェアする
→誰が述べたことかを記録する
③プレゼン資料を作成する時のベースにするため
→定量化を心がける→実数は必ず記録

○ヒラメキを意図的に生む
→決まったものの見方を壊す
①反対側から見る
Ⅰ 顧客、消費者視点で見る
ユーザーはどんな人で、どこで、なぜ自社のサービスを使っているか。

Ⅱ 現場の視点で考える
変化してしまうと困らないか?
連携大事

Ⅲ 競争相手の視点で考える
競争相手は、自分たちの1番の弱点を付いてくるかもしれない
もしくは強いところを突いてくるかもしれない
自社の経営資源や強みを客観的に把握し、戦略に落とし込める

②両極端に振って考える
攻めでなく守ってみたら、どうなるか
ぎゃくにコストアップしたらどうなるかを考えてみる
自社のサービスがなぜ支持されてるかが浮かび上がる

③ゼロベースで考える
既存の枠組みで考えると、過去の事例や様々な規制が思考の幅を狭める
常識から外れてみて、反証できるものを除いていく

■いい仮説と悪い仮説
○アクションに結びつくかどうかが大事
1段深く掘り下げ、具体的な解決策に結びつくもの
がいい仮説
いい仮説を立てると…
①問題発見が早くなる
②解決策が早く立てられる
③解決策が絞り込まれる

■ディスカッションを実施するコツ
①必ず仮説を立てていく
自信がなくても、おおよその仮説をぶつけられるようにしてから行く
②仮説を否定せず、進化を目指す
③議論は負けるが勝ち
相手の話をしっかり聞くことが大事
負けてもいいという心持ちで望む
④メンバーはバラエティ豊かに
違う思考の人がいると、ディスカッションの幅が広がる

■分析の基本はクイックアンドダーティ
急いで、かつ粗いものを自分が納得するために、仮説を急いで検証する
分析を行う目的は三つ。これのどれに当てはまるかを決めてから分析しよう
①問題を発見する
顧客の問題や課題を発見する、現状を把握するために分析する

②相手を説得する
問題や課題が真であるか
理解してもらうために分析する

③自分を納得させる
他に答えがないか、それが本当に真の答えかを分析する

■定量分析の基本
①比較・差異による分析
どこの部分を落とし、どこの部分を上げるべきかを決めやすくなる

②時系列による分析
単に同期間でも
長いスパンで比較することも大事

③分布による分析
散布図を用いることが多い
何らかの相関関係があるのかないのか知れる

④因数分解による分析
問題を要素に分解し、本当の原因にたどり着くための分析手法が因数分解。
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